05/12/11 05:03:58
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先日、僕の友人が他界した。まだ、40歳をすぎたばかりで・・・
本当に、事故や病気っていつ人を襲うのか わからない・・。
中学生の頃からの友人だった彼とは「峠族」と呼ばれた 走り屋仲間でもあった。
二人で、ガードレールの間から車ごと転落して死にかけたり・・・（ロールバーと落ちたところが低くて草むらだったので助かった。）
頭文字Ｄでおなじみの ＡＥ８６のトレノを夜中まで飛ばしたり・・・朝まで 酒を飲んだり・・・
お互いが結婚するまで、本当にバカばかりやっていたのかも知れない。そんな友人が亡くなってしまい、このところ心は消沈していたのは事実だ。
そして、主のいなくなった家を僕は訪ねたのだが・・・その時、奥さんが 僕に・・・
「あなた、保険屋さんでしたよね・・・。主人は、酔っ払ったらいつもあなたの事を
話してくれていました。 長い間の親友だって・・・あなたの事は ひとつも悪く言わなかった・・・
でも・・・どうして、主人に保険を勧めてくれなかったんですか？ あの人・・・何も入っていなかった・・・ごめんなさい・・・でも、どうしたらいいのか・・・この先・・・・でもね・・・
私の頭の中では、どうしても響くんです・・・ごめんなさいね･･･言わせてね・・・
あなたは、主人の本当の友達なんかじゃないって 思うんです。 友達だったら、あなたは主人に保険を勧めて主人はきっと・・・きっと入ってましたよ・・・」
僕は、愕然としました・・・・。この世界に入った時も 挨拶はしました。
でも、僕は どこかに遠慮があったんでしょうか・・・それとも、「もう どこかに入っているだろう」とタカをくくっていたのでしょうか・・・
友情を壊したくない・・・という 変な引け目があったのか・・・僕は、友人に｢保険」や「必要保障額」の話すらしませんでした。
断られて気まずくなりたくない・・・そんな変な気持ちに支配されていたのでしょうか・・。
僕は、この時 はじめて 間違いに気づいたのです。自分は、正しい事を正しく行ってきたはずなのに・・・
そして、これからも続けていくはずなのに・・・間違いばかりを犯している・・・。
いえ、これからは 間違わないように・・・全ての人に、生きる事を語れる人間になりたいと思います。