09/01/18 02:47:50 gJGRUmSU0
俺は原付に乗って買い物に出かけた
普段どうり国道を走っていると真っ赤なワンピースを着た綺麗な女性が眼に映った
お、綺麗な人だな、そう思った瞬間俺は対向車線から来たトラックに撥ねられた
柔道を習っていた俺はとっさの瞬間受身をとる事ができたため両足を骨折する重傷ですんだ。
それから半年たったある日友人のOが同じくトラックに撥ねられた
直ぐに病院に駆けつけたが、Oに意識は無くその後死亡した
その場で救助に当たった人の話によるとOは「なんかムラムラしてつい晒しちまった・・・」
と呟いていたという、俺は驚いた。
アレは死神なんじゃないか?俺がそう思っている頃またあそこで事故が合ったらしい
話を聞いてみるとひき逃げらしく、この辺りは見通しがいいにも拘らずそういう事故が多いらしい
俺はあの赤いワンピースの女が死神だと確信した
数日後俺はバイトの先輩Sさんの車に乗ってその道を走っていた
Sさんは実家は何をやっているのか分からないが非常に霊感が強いらしく、俺は死神の話をしてみた。
「ふーん」っと素っ気なく聞いていたSさん、だが少し走ってからSさんが突然
「あの女か!」と叫んだ。見ると確かにあの赤いワンピースを着た女が道を歩いている!!
「そうです!あの女です!!」俺が叫ぶと「そうじゃない!あっち事だ!!」と正面を指すS先輩
見ると顔の抉れた女が対向車線を走るトラックの方向を狂わそうと、車体に飛び移っている所だった!
「ハンドル頼んだぜ・・・」Sさんはそう呟くと車の窓から上半身を外に出し、狙いを定め
「被゜ゃーーーーー!!」と叫んだ、するとSさんの両手から青白い光弾が飛びだし、女の霊を吹き飛ばした
「これで安心だな・・・」そう呟いて片手でタバコに火をつけるSさん。
佐藤裕也ってピャー・・・その時初めてそう思った(`ェ´)