08/10/26 22:59:31 A40z9+b20
間羽のレミリア種のゆっくりだった。人には聞こえない高音の領域に立ち入ったこと自体は罪に問われないし、
子供が死んだのも子供の自己責任で片付けられるが……」
どうする? 沈黙が問いかける。
闇。
しばらくして、小さな声。かすれるような、引きつるような。その嗚咽は部屋の中から割れたガラスを通り、静かな夜風に消された。
黒ゆっくりは欠けた月の光、黒ゆっくりは静かに言葉を置いた。
「なべて世は事も無し」
「ふん。こんな花ばかり育てて何になるというのだ」
「を受けて、宙を飛び、屋根の上に乗った。そして、口をわずかに開ける。
遠くで犬の鳴き声が呼応した。しばらくして、呼びかけた本来のものが羽音を響かせて近づいてくる。
丸く、白い、淡い
「畑と屋内にある『餌』を分割し、運搬しろ。分配は参謀パチュリーに従え。……それから、中にいるレイムには手を付けるな。そのまま