08/07/12 03:11:10 GPM+ngN60
>>278
これかな
女「私綺麗?」
男「綺麗だと思うよ。」
すると女は大きなマスクを外し耳まで裂けた口を歪ませ再度男に問い掛ける。
口裂け女「これでも・・・綺麗かー!」
男「馬っ鹿!お前、いい女がそん弱気な事言ってんなよ!」
男はにっこりと笑いさらりと女の問い掛けを受け流した。
そう。男は歌舞伎町NO.1カリスマホスト城咲仁その人である。
そして2人のテーブルを食い入るように覗き見る3人の人影がある。
どうやら2人の古参ホストが新人ホストにNO.1の技を見て学ばせているようである。
ホストA「出た!『城咲誉め』だ!」
ホストB「ええか新入り!よう見とけよ!一度『馬鹿』と突き放し、次の瞬間すかさず誉める。
女はギャップに弱い。そのギャップを見事に突いたカリスマ話術や!」
新入りホスト「べ、勉強になります!」
何食わぬ涼しげな顔で客のハートを掴んだ城咲は間髪入れずに続ける。
城咲「じゃ、とりあえず何か食物でも頼んじゃおっか。ね。」
口裂け女「え?あ、あ・・・」
返事を待たずパチンと指を鳴らす城咲。
待ってましたとばかりに豪華なフルーツ盛り合わせが城咲達のテーブルに運ばれて来る。
口裂け女「いや、ちょ、あの、」