07/11/21 20:54:58 1f7ZzVr70
──ワタシの名前は雄山。心を料理に捧げた美食倶楽部主宰。ダブルメッシュで芸術家体質の憎まれジジィ♪
ワタシがつるんでる友達は人間国宝をやってる陶人、ワタシにナイショで
士郎の世話を焼いてるお千代と中川。訳あって東西新聞で働いている飛沢。
友達がいてもやっぱり芸術はバクハツ。今日も陶人とちょっとしたことで口喧嘩になった。
芸術家同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時ワタシは究極のメニューと対決することにしている。
芸術的攻撃欲求の発散ってやつ?士郎を一人前に鍛え上げる合同演習とも言うかな!
「ワーハッハッハ」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい東西新聞を軽くあしらう。
「今回、私たちは・・」究極のメニューの担当者はいつも同じようなセリフしか言わない。
士郎の嫁はカワイイけどなんか本心を見透かされててニガテだ。もっと憎まれ役のワタシを見て欲しい。
「まずは食べてみてください・・。」・・・またか、と美食家なワタシは思った。シカトするつもりだったけど、
ちょっとだけ食べてみた。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの士郎とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がワタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(ムッ・・!!・・こ、これは・・?)」
士郎の料理はワタシの予想を超えていた。自慢の倅だと思った。「貴様は○○の本質を見落としていたのだ!」ツンツンにきめた。
「行くぞ!中川っ!」ワタシは車に乗った。士郎めが・・(フッ)