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新たに見つかった「おまん小豆」の自生地=津幡町庄
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津幡町内の有志が町おこしにつなげるため栽培している古代小豆「おまん小豆」の自生地が八日までに、
同町中心部で見つかった。これまで確認されている自生地は富山県境に近い山あいの同町北横根のみで
関係者は「おまん小豆」の普及と地域おこしの取り組みを広げる契機にと意気込んでいる。
「おまん小豆」の名は、藩政期に現在の小矢部市埴生にある大池の堤防工事で人柱になった
女性「おまん」の伝説に由来する。生前、おまんが腰に下げていたかごから小豆がこぼれ、
そこに自生したとの言い伝えがあるという。粒は長さ五ミリほどと小さく、皮が黒いのが特徴となっている。
ことし六月に「おまん小豆」の栽培を始めたのは、伝説が残る北横根の農業中多弘さんと
町の観光ボランティアガイド「つばたふるさと探偵団」の平良雄さん=加賀爪=、寺西国子さん=庄=ら。
中多さんらは北横根を「おまん小豆の里」として案内看板のオブジェを設置し、
小豆を使った赤飯や菓子などの名物づくりも検討している。
今回見つかった自生地は津幡町庄の津幡川右岸。生い茂る雑草の中に「おまん小豆」の
小さな黄色い花が寺西さんの目に留まった。平さん、中多さんと調べたところ、
中橋橋から川尻水門ののり面の一部、約百メートルの間で自生が確認された。
中多さんは「堤防を整備する際、山間部から土を運んだためではないか」とみており、
平さんらは「伝説と小豆をさらに多くの人に知ってもらうためにも、
街中の自生地を大切に守っていきたい」と話している。
おまん…小豆