07/07/15 22:27:43 +njyiHtC0●
「電波フレーズの定義」というジョークがある。《電波フレーズとは、読んだ時から笑いが込み上げる一言である》。
面白ければすなわち電波、という論法だ。一見、もっともな理屈のように見える。
だが、ちょっと待ってほしい。これでは主観的に過ぎはしないだろうか。
ずさんな定義のしわ寄せを受けるのはいつも、スレに関わる名も無き人々である。
web記事の貼り付けを「乙」や「GJ」でねぎらったのも今は昔。最近では新聞社のURLに送られた住民は、
「電波じゃない、インパクト不足、スレ違い」と叫ぶ。今やネタの輸入に応えるには、これが呪文になっている。
スレの趣旨を省みない引用の乱発には、日本の若者の残虐な犯罪が重なって見える。
住民たちといまだに電波の定義を共有できない貼り師は、エンターテインメントの仲間には入れてもらえないのだ。
スレの質を向上させようという住民からすれば、ほっとする面もあるだろう。
しかし、隣人の不幸を喜んでいるようではいけない。
電波かどうか怪しい記事はスレ違いかもしれないが、なあに、かえって判断力がつく。
また、貼り師諸兄が必ずしも意図的に電波の取り違えをするわけでもあるまい。
私は問いたい。その記事貼り、どうしても叩かないといけない理由があるのかと。
駄スレでは頭ごなしの否定が、醜い煽り合いにつながるという。私はスレの荒廃を知らないが、同じにおいを感じる。
スレ汚しへの非難という名のもとに新しいスレ汚しを生むよりも、まずは電波の定義をはっきりさせるべきであろう。
でもそのあたりは自分でちゃんと考えてくださいね。だってぼくにも、どういうフレーズが電波かなんて、
むずかしい質問にはこたえられませんから。ひょっとして、バカなのかしらん。
ただ、あらためてヒントに思えることもある。韓国の凄さ。
前スレの終盤戦で、住民を沸かせた韓国ネタは目新しい単語の一つも含んでいなかった。
国内ネタにはなかった風の息遣いが、すでにあの時点で韓国ネタからは感じられていたことになる。
ドライアイス。ほうれん草のおひたし。フレーズの面白さは、それだけによるものではない。
論旨を自分の語彙でぶち壊す、それが電波のチカラです。みんなでいっしょにがんばろう。 電波は共有できるのだ!