07/09/20 15:27:48 B4mzSUq+0
──アタシの名前はメロス。政治が分からぬ好青年。邪悪に対しては人一倍に敏感なボーイ♪
アタシがつるんでる友達は石工やってるセリヌンティウス、呆れた王の暴君ディオニス。
友達がいてもやっぱりタイクツ。今日もディオニスにちょっとしたことで激怒した。
おっさん同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシはセリヌンティウスを生贄に自宅まで走ることにしている。
結婚する妹へのお祝いってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「あームカツク」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい山賊を軽くあしらう。
「おっさん、ちょっと金くれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
山賊の男はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「すいません・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっと山賊の男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの男とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを駆け巡った・・。
「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男はフィロストラトスだった。無視して城まで行った。「俺を殴ってくれ」殴られた。
「ガッシ!ボカッ!」勇者は赤面した。メロース(笑)