04/05/06 07:19 +wFcSV/1
ああ、もう、どうでもいい。これが、私の定った運命なのかも知れない。
ガルマよ、ゆるしてくれ。君は、いつでも私を信じた。私も君を、欺かなかった。
私たちは、本当に佳い友と友であったのだ。いちどだって、暗い疑惑の雲を、
お互い胸に宿したことはなかった。いまだって、君は私を無心に待っているだろう。
ああ、待っているだろう。ありがとう、ガルマ。よくも私を信じてくれた。
それを思えば、たまらない。友と友の間の信実は、この世で一ばん誇るぺき宝なのだからだ。
ガルマ、私は謀ったのだ。君の父上が、いけないのだよ。