04/04/08 08:53 ktY5SOW0
1:事実に対して仮定を持ち出す
「おまえだって、いまに、磔になってから、泣いて詫びたって聞かぬぞ。」
2:ごくまれな反例をとりあげる
「わしだって、平和を望んでいるのだが。」
3:自分に有利な将来像を予想する
「ただ、私に情をかけたいつもりなら、處刑までに三日間の日限を与えて下さい」
4:主観で決め付ける
「罪の無い人を殺して、何が平和だ」
5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる
「人の心を疑うのは、最も恥づべき悪徳だ。王は、民の忠誠をさえ疑っておられる」
6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
「たった一人の妹に、亭主を持たせてやりたいのです」
7:陰謀であると力説する
「とんでもない嘘を言うわい。逃がした小鳥が帰ってくるというのか。」
8:知能障害を起こす
「だまれ、下賤の者」
9:自分の見解を述べずに人格批判をする
「ああ、王は利口だ。自惚れているがよい。私は、ちゃんと死ぬる覚悟で居るのに」
10:ありえない解決策を図る
「この市にセリヌンティウスという石工がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう」
11:レッテル貼りをする
「はは。いのちが大事だったら、おくれて来い。おまえの心は、わかっているぞ。」
12:決着した話を経緯を無視して蒸し返す
「待て。その人を殺してはならぬ。メロスが帰ってきた。約束のとおり、いま、帰ってきた」
13:勝利宣言をする
「ありがとう、友よ」
14:細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
「メロス、君は、まっぱだかじゃないか。早くそのマントを着るがいい。この可愛い娘さんは、メロスの裸を、皆に見られるのが、たまらなく口惜しいのだ」
15:新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
「おまえらの望みは叶ったぞ。おまえらは、わしの心に勝ったのだ。信頼とは、決して空虚な妄想ではなかった。どうか、わしをも仲間に入れてくれまいか」