10/06/04 01:32:17 S8nfQVRi
まあ、こういうことだと思う。
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>2005.06.07[木村剛のコラム] 少子化ではなく、年金制度を変えよ!
> こうなると、世の中の趨勢は、「産めよ増やせよ」という大合唱になりがちだ。
>保育所を増やしたり、税制を優遇して出生率を上げるべきという声も聞こえてくる。
> しかし、「産めよ増やせよ」という短絡的な発想には問題が多い。
>子供を産むかどうかは各個人と各家庭の自由意志である。
>現実問題として、政府ができることと言えば、産むことを決断したときに、
>その決断をサポートする環境を整備するくらいに過ぎないではないか。
> したがって、「公的年金制度が破綻しそうだから、少子高齢化に歯止めを
>かけなければならない。だから産ませよう」という発想は百害あって一利なし。
>公的年金を維持していくために、少子化対策をとるべしというのは本末転倒だ。
> 国民のための公的年金を護るためという大義名分の下で、各家庭の自由意志に
>圧力をかけるような方向に議論を進めてはならない。公的年金を維持したいのであれば、
>現在の少子高齢化のトレンドを前提にしても成り立つように大胆に制度変更するしかない。
>それができないのであれば、「一度ご破算にするしかない」と腹を括るのが筋だ。
> それなのに、現実から顔を背けて、「出生率さえ上向けば何とかなる」という発想は、
>「地価さえ上がれば何とかなる」と祈り続けて処理を遅らせてしまった不良債権問題とうり二つ。
>我々は、二度と同じ過ちを犯してはならない。