10/05/25 16:03:44 vKbb9947
>>914
>道徳的な教育も、戦後に軍国主義につながるからと言って廃止されました。
>安部元総理が書いた「美しい国へ」ではありませんが・・・。
ここもよく誤解されるというか、すれ違う部分なんだが。
教育勅語的な道徳は、いろいろと説いた後に結論として、国民は天皇の家来(臣民)で、いざとなったら国家のために勇敢に闘いなさい(義勇を公に奉仕しなさい)と説いたわけで、明治憲法下で国民、子どもをお国のために命を投げ出す教育の基本になった精神道徳だった。
だから戦後は主権在民、戦争放棄の精神に反するので教育勅語やその精神にたった道徳は否定された。
なお、共産党は以下のような市民道徳を提唱している。
人間の生命、たがいの人格と権利を尊重し、みんなのことを考える。
真実と正義を愛する心と、いっさいの暴力、うそやごまかしを許さない勇気をもつ。
社会の生産をささえる勤労の重要な意義を身につけ、勤労する人を尊敬する。
みんなの協力を大事にしながら、自分の責任は自分ではたす自立心を養う。
親、きょうだいや友人、隣人へのあたたかい愛情を育てる。
民主的市民(生活)に不可欠な公衆道徳を身につける。
男女同権と両性の正しいモラルの基礎を理解する。
次代をになう主権者としての自覚をたかめる。
侵略戦争や暴力の賛美でなく、真の平和を愛好する。
他国を敵視したり、他民族をべっ視するのではなく、真の愛国心と諸民族友好の精神をつちかう。
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