10/05/25 03:20:28 vNaxf3wt
>>914
>>917
>でも、どのような政治形態でも政治哲学・政治思想がなければ、よい政策などできないのではないでしょうか?
全く仰るとおりだと思います。
哲学とは数式では解けない「思考する生物」としての人間を「客観的に分析する学問」と理解しています。
現在のわが国における政治と民衆にはこれら「哲学性」が不足している様に感じます。
物理的に個人の利益性を重視する「自由主義」の方向にバランスが傾きすぎた結果と考えています。
>政治家と国民の意識が日本とは全然違います。民主主義の歴史も質も。
>それが以前に問題提起した「日本人の心」の喪失です。
元来の日本人の持つ美徳とは「素直さ」と「犠牲心」そして「情け」だと考えています。
日本という国は古来より「素直さ」を美徳とし、仲間のためには労を惜しまない「犠牲心」、
そして地域や集団としての協調性、すなわち「人の世の情け」を尊いものとしてきました。
つまり「個人の主張」よりも「集団としての協調性」を重視してきた側面を持っていると思います。
これらは他国には無い、かけがいの無い財産であると私は考えています。
これらは第二次大戦前までは「国家社会主義」という形態で引き継がれ、「地域共同体」としての「相互扶助」の形を保っていました。
しかしながらその実情は天皇制を担ぎ上げた「軍部が支配する恐怖政治」というものでした。