10/04/23 01:20:25 ddFkbjsK
>>502
>>510
二つ目に「反共思想」があります。
日本共産党は旧ソ連が主謀するコミンテルンという組織に過去在籍しており、日本における共産主義勢力の
一端を担っておりました。
日本が第二次大戦で敗北し、米国の占領下に入りますが、米国は共産主義勢力である旧ソ連と敵対関係となりました。
米国は過去において、占領した国々の資本家に富を分け与え、議会民主化を行い、自由競争社会の土台作りをしてきました。
この「競争社会」を作る上で、彼ら米国が敵と判断したのが「共産主義」だったのです。
これらは永きに渡る冷戦の中で、国民に「共産主義=悪」という認識を植えつけてきました。
この「敵対心」そのものが「反共思想」の根幹であると私は考えています。
日本共産党はコミンテルン体制からの正式な脱退を表明し、暴力的な報復攻撃を共産主義勢力より過去幾度も受けました。
しかし、共産主義思想をコミンテルン体制のものに同化させる事無く、独自の思想を堅持し、今日までたたかってきました。
現在日本共産党は共産主義というものを「生産力のある社会主義体制」と位置づけており、
その初期段階としての「ルールある経済社会作り」を標榜しています。
しかしながら、長年植えつけられたこれら「反共思想」は根強く日本人の思想に刻み込まれており、
コミンテルンが崩壊した今も尚、これらは「利権保守思想」に置き換えられ、日本共産党の主張を封じ込めています。
(私があえて「封じ込める」といった表現を使ったのは、上に述べた「報道」の項目とリンクする内容です。)