10/04/12 12:37:15 M50snTva
死刑制度の問題は学生時代に研究したけど、理論的に考えれば考えるほど死刑制度廃止論になる。
それでも「どんな残虐な犯罪人にも生涯にわたって生活だけは保障する」ことが法政策的に受け入れられるかどうか。
逆に言えば社会にその覚悟があるかどうかという話だ。
今回の中国の件で言えば、日本の法感覚からすれば死刑は過酷すぎるから、抗議はさておき、「遺憾の意」くらいは表明してもいい気はするが。
それでも中国がかつてのアヘン戦争の体験から麻薬は単なる犯罪じゃなく国家を転覆しかねない重罪だという感覚をもっていることは考んがえるべきだな。
麻薬でつかまった芸能人にも「ヤク抜き」させるよう警察OBと警察が「配慮」したり、また堂々と芸能界復帰させたりする国の「常識」を基準にするわけにはいかない。