10/02/15 23:53:43 nfFT81sl
検察も報道も「小沢事件」幕引き
司法記者たちは遅い冬休みに突入
今年に入ってからというもの、連日、狂ったように小沢報道の“スクープ合戦”を繰り広げてきた大マスコミ
の司法記者クラブ。小沢幹事長の不起訴後も「検察の捜査継続」「黒に近い灰色」などと未練タラタラに報
じていたが、最近は質も量も見違えるようにトーンダウンしてしまった。
あの狂騒はどこにいったと思ったら、司法記者たちは今、続々と休暇を申請して、バカンスを楽しんでいるという。
「大マスコミの司法記者は、小沢報道にわいたこの1カ月間、検察幹部からリーク情報を取ろうと早朝から
深夜まで駆けずり回っていました。それだけに小沢幹事長の不起訴が決まったときは、徒労感から悔し
涙を流す記者もいたものです。しかし、のど元過ぎれば何とやら。もうケロッとして、代わる代わる1週間ほど
の冬休みに入っていますよ。昨年暮れの鳩山献金問題から、立て続けに小沢事件がハジけ正月休みを取れ
なかった記者が多かったらしい。みんな高給取りだから、海外バカンス組も多いそうですよ」(司法関係者)
司法記者も人間だから休むなとは言わないが、あれだけ虚報、誤報で世間をシッチャカメッチャカにして
おいて、何ともゲンキンな話だ。
特捜部も大増員態勢解かれヒッソリ
一方の検察も“開店休業”状態だという。
「小沢捜査のために全国から集められ、特捜部の別班からも応援に入っていた検事らは、それぞれ自分
の持ち場に戻っています。特捜部周辺はウソのような静けさです。検察は例年3月に人事異動がある。
小沢捜査で2回もチョンボした佐久間特捜部長がどうなるか、検事らは息をのんで見守っている状況です。
それまでは粛々と通常業務をこなすか、『プチ休暇』状態の検事もいます」(別の関係者)
“祭りのあと”なんて、こんなものか……。
(日刊ゲンダイ 2010/02/15掲載)