10/02/09 00:27:43 CHcbx48g
2010年2月 5日 (金)
予算委の質問を終えて
石破 茂 です。
予算委員会での私の質疑が終わりました。
反応は賛否両論、当然のことです。みんなが賛成することなどありえませんし、
そのような発言や行動こそ疑ってかかるべきです
(というような話がイザヤ・ベンダサンの「日本人とユダヤ人」の中にありましたね)。
閣僚達の「質問通告がありませんでしたのでお答えできません」という答弁は何なのでしょう。
「政治主導だ」というからには、きちんと答えるべきだし、知らないなら知らないとはっきり言って貰いたい。
とにかく、憲法について突き詰めて考えてこなかった人たちであることだけははっきりしました。
太平洋戦争に突入する時、陸海軍の中枢部には「こんな戦争はすべきではない」との意見が少なくなかったそうです。
しかし、若手将校達は「やっちゃえ、やっちゃえ」という雰囲気で、抑えが効かなくなってしまった。
なんだかそれを想起させられます。
民主党の閣僚や幹部たちにも、今の状況は決してよくないとの思いはあるのだと信じます。
今日の答弁を見ていても、そのような考えを持つ閣僚たちは、とても苦しそうに見えました。
しかし、委員席の一期生をはじめとする民主党委員たちは、何が問題になっているかもわからず、
答弁の異様さにも気付かず、ただ口汚く野次っているだけ。何かが滅びるときはこういうものなのかもしれません。
そうあってはならないからこそ、我々は己を正し、国民と真摯に向き合う、信頼される政党に生まれ変わらなければならないのです。
2月4日で53歳になりました。
お祝いのお手紙、メール、書き込みなど、本当に有り難うございました。
父親が亡くなった年まであと二十年。そう思うと、複雑な気持ちにさせられます。
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