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保守 自民、言い換え? 「使い古された言葉」と批判 2009.11.28 06:55
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自民党の再生策を検討する政権構想会議(議長・谷垣禎一総裁)は27日、党本部で会合を開き、
第2次勧告取りまとめの議論を続けた。会議では党のよりどころとしてきた「保守」を、新しい
言葉でどう表現するかが最大の焦点となってきた。党再生をアピールするには保守は「使い古された言葉」で、
支持者拡大に障害になるなどの理由からだが、党所属の全国会議員が参加する次回会合では「保守」をめぐり紛糾しそうだ。
「保守という言葉をそのまま使って、国民がどういう感じを受けるかだ」
27日の会合後に記者会見した伊吹文明議長代理は、「保守」に代わる言葉探しに苦労している様子をにじませた。
伊吹氏は昭和30年に当時の自由党と日本民主党が合同して自由民主党が誕生したのを「保守合同」と呼ばれること
について、「反社会主義や反共産主義の政党が一緒になっただけ。保守主義の政党が一緒になったわけではなかった」
と解説した。
また、宏池会(現古賀派)が自派を「保守本流」と呼ぶことにも「自民党の権力の本流にいたということであって
保守主義の本流にいたのとはまったく違う。間違った保守の使い方をしてきた」と強調した。(つづく)