09/11/30 02:22:37 iWUblISH
マイノリティに転落した若年世代
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)
現在、総人口に対する若年世代の人口は30%程度にまで減少した。そして
約10年後の2020年の若年世代人口は、総人口の25%程度にまで減少する見通しだ。
若年世代人口の減少と対照的に、高齢世代人口は急増している。1980年時点で、
60歳以上の高齢世代の総人口に対する比率は13%に過ぎなかった。それが現在は
若年世代を逆転し、約10年後の2020年には総人口の34%に達する見通しである。
政治的弱者としての若年世代
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社会的マイノリティに転落した若年世代の声は、年々小さくなっている。特に政治力
という点で、そのパワーの衰えは著しい。若年世代の有権者数、つまり20 歳代の
人口は約1400万であり、これは全有権者数の1割強にとどまる。これに対して60歳
以上の高齢世代は有権者数の3分の1を占める。まさに多勢に無勢と言えよう。
そしてこの力関係は、今後さらに高齢者世代に傾くことになるのである。
選挙権を持たない子供たちは、自世代の利益を主張することもできず、将来への
つけ払いを決められてしまった。これは、彼らにしてみれば“欠席裁判”であると
言うこともできよう。