09/12/02 07:17:15 M8J2iuPh
>>98
2004年、自衛隊の派兵問題のさなかに行われた立川テント村の諸氏の逮捕~起訴もそうだが、
当時の自民党政権の劣化と、なりふりかまわぬ治安・軍事志向を典型的にした立件だったね。
どんなに政治情勢が緊迫していても、90年代中期頃までなら考えられない事件だったと思う。
夏には自民党による民主党ネガキャンビラが、折込だけではなくポスティングもなされていた。
幸福の科学はじめ、宗教系のポスティングや訪問もそうだ。
何十年以上にもわたって、あたりまえの権利の一部として行われ、いまも続くそうした行為が、
「お断り」という貼紙や通報によって突然に犯罪とされるのは、法の行使としてやはり異常だよ。
残念なのは、立川テント村のときも、今回のときも、各層を結びつける批判を組みきれなかったこと。
政党や諸団体が、多少の主張の差異を乗り越えてでも幅広く問題化するべきだったし、
少なくとも共産党には、そういうたたかいに組み立てるべき責任があったと思う。
現実的には、いまもごく普通に全国各地でチラシのポスティングは続いている。
今回の判決は、実質的にみると、ヘイトクライムを最高裁が追認したことに他ならないのだから、
まあ、今後さまざまな方面から、この最高裁判決を問い直し正していく努力を重ねるしかないね。