09/12/01 20:39:32 8gQm3CYJ
「ゴーマニズム宣言脱正義論」で川田龍平と小林よしのりの転向の経緯が
書かれてて、これ読んでると川田がどういう性格の持ち主か分って面白いw
小林は川田が「普通の人」として暮らせるようになるのが、この戦いの真の勝利だと
主張するが、川田はこの小林の提言を拒否して、あくまで自己実現としての闘争にのめり込む。
「自己実現」って言葉には常に人を酔わせるやっかいな魔力がある
この時、日常に回帰しろって言った小林の主張は当時、とても真っ当で誠意がある言葉だと
思ったけど、現状は小林も漫画家としての日常を放棄して政治評論家と化してしまった。
些細な話だけど、歴史と人生はやはり皮肉に満ちてると思う。