10/01/04 21:38:19 iA/mWfhT
>>432
その主張は理解はできるが「良いか悪いか」は所詮はある特定の価値観に基づく主観的な
次元の主張にすぎない。だが法理論・法解釈は条文に基づいてほとんど客観的に決まる。
ある特定の価値観で客観的な法解釈を曲げてはならない。sollen(かくあるべき)とsein(かくある)を
混同してはいけない。
現憲法は天皇主権の明治憲法への反省から、天皇を内閣の厳格な統制下に置くことを定めた。
だから象徴天皇制の制約内であれば、内閣はどんな指図でもすることができるというのが論理的帰結になる。
不満なら内閣の責任を追及すればいいだけのこと。この論理を否定しては明治憲法への回帰になってしまう。