09/12/08 02:05:27 jdWdJrt/
2 :出世ウホφ ★ [sage] :2009/12/07(月) 17:33:49 ID:???0
作家の柳田邦男さんは「メディア問題は国家課題である。心が育たず、ゆがんだ人格形成を生むのが
子どもの長時間のメディア接触だ」と言及しています。私は教師時代に子どもたちの姿からそのことを実感し、
「子どもとメディアの問題」に取り組んできました。みなさんにお伝えしたいのです。「メディア長時間接触は、
子どもたちの身体と脳、ことばの未発達を招く。そして人とのかかわりが苦手になる」ということを。
松江市はすべての保育所、幼稚園、小学校、中学校で本年度から、毎月「ノーテレビ・ノーゲーム」チャレンジ週間に
取り組んでいます。今、学校から地域へこの取り組みが広がりつつあります。決してテレビやパソコンを
否定しているわけではありません。親が「ノー」と叫ぶのでなく、子ども自身が「この内容はノー」
「これ以上はノー」と判断すること、「ノーと言える力と実行する力」つまり「自己コントロール力」を育てるのが狙いです。
子どもは日々成長しています。対策を急がなくてはなりません。対策としては学校でのリテラシー教育と、もうひとつ
「子どもたちの身体と心育て最優先の社会への転換」が必要だと考えています。子どもたちが「ゲームやケータイより、
家族や友だちと外でいっぱい遊んだ方が楽しい!」「本が好き」「地域でいろんな人とふれ合い、
体験や発見をすると元気がでる!」と言ってくれる世界。今、メディア漬けの世界から豊かな世界へと
子どもを誘う、大人たちの知恵が求められています。
いとう・のりこ 松江市在住。2005年雲南市立久野小学校長時代にノーテレビ運動に取り組む。
同年「子どもとメディア全国セミナー」で実践発表。06年「早寝早起き朝ごはん全国フォーラム」のパネリストを務める。
08年から島根の子どもとメディアを考える会代表。松江市教育委員会小中一貫教育推進課指導講師。(おわり)
【社会】「サザエさん一家虐殺ゲーム」 朝から晩までゲーム漬けの子どもたち キレやすい脳になり、歪んだ人格形成
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