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★実母から首相に十数億円 実母の参考人聴取も検討
・鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金問題で、同会の
会計事務担当だった元公設第1秘書が東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、
鳩山氏の実母(87)から資金提供があったことを認めた上で、「10年以上前から始まり、
鳩山氏の政治活動費などに充てていた」と供述していることが25日、関係者への取材で
分かった。総額は十数億円に上り、一部は偽装献金の原資になったという。特捜部は
資金提供の経緯などについて、実母への参考人聴取について慎重に検討しているもようだ。
鳩山氏側が実母の潤沢な資金を個人献金と偽り、長期にわたって政治資金収支報告書の
虚偽記載を繰り返していた疑いが浮上した。
鳩山氏の実母は大手タイヤメーカー「ブリヂストン」創業者の長女で、同社の大株主。
株式や預金などの資産は鳩山家の資産管理会社「六幸商会」(東京都港区)が管理している。
関係者によると、元秘書は特捜部の聴取に対し、10年以上前から、資金が不足すると
実母側に相談して資金提供を受けてきたと説明。「鳩山氏個人の支出についても六幸商会が
管理する実母の資金を充てていた」と話しているという。平成14年から資金提供が本格化し、
毎月1500万円の提供を受け、16年から20年までの5年間で約9億円、総額では十数億円に上るという。
鳩山氏は国会で、六幸商会が管理する自身の口座から、元秘書が過去6年間に年平均5千万円
前後、計約3億円を引き出して政治活動や鳩山氏個人の支出などに充てていたことを認めていたが、
実母からの資金提供については「私の知る範囲では、ないと信じている」と答弁していた。
特捜部は政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で元秘書を在宅起訴する方針を固めており、
実母からの資金提供の一部が総額3億円前後に上る偽装献金の原資に充てられていたとみて、
実態解明を進めている。(以上)