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小沢幹事長、衆院委理事に1回生抜擢、比例当選は起用せず
民主党の小沢一郎幹事長は9日、衆院の常任・特別委員会への党所属議員の配置を決めた。先の衆院
選で初当選した1回生でも、選挙区当選議員は理事に抜擢(ばつてき)、2回生以上でも比例復活の議員
は理事にしなかった。「選挙の厳しさ」を党内に徹底する小沢流人事を貫いた形だ。
2日、民主党国対幹部は議員会館の小沢事務所を訪ね、委員会理事の人選について相談したのだが、
小沢氏は即座に答えた。
「1回生でも選挙区当選の議員を充てろ。それが民主主義のルールだ。比例復活の議員は次に頑張っ
てもらうしかない!」
衆院には17常任委員会と7特別委員会がある。委員長ポストは先の特別国会で決定したが、委員会
運営の要の理事の人選は難航していた。民主党国対の案では、北陸信越ブロックで比例復活当選した
当選2回の糸川正晃氏を、議院運営委員会理事に充てていた。糸川氏は衆院選前まで国民新党の国対
委員長を務めた経歴があり、それを買っての判断だったが、小沢氏は「選挙区当選じゃない。ぞうきん
がけからだ」とにべもなかった。
民主党1回生約140人のうち理事になったのは35人。激戦区で勝ち上がってきた面々が名を連ね、
2回生以上の理事も全員が選挙区当選組となった。小沢氏側近は「選挙の厳しさをたたき込むものだ。
選挙で勝てば1回生でも理事にして勉強させ、副大臣や大臣もできる一人前の議員に早く育ってほしい
との思いがあるのだろう」とみている。
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