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2次補正、景気刺激策に力点と首相
【北京=五十嵐文】鳩山首相は9日夜(日本時間9日夜)、北京市内のホテルで同行記者団と懇談し、
来年の通常国会の冒頭に提出する2009年度第2次補正予算案について、雇用環境の悪化などに
備えるため、新たな景気刺激策に力点を置く考えを表明した。
第2次補正予算案の提出は、麻生内閣が景気対策として行った09年度補正予算(総額14兆6630
億円)の見直しのために行われることが既定路線になっている。
首相は、「税収の(落ち込みの)話もある。いずれ補正をやらないといけない」と明言。「雇用環境はさら
に厳しくなると推測される。無駄を極力なくす一方で、経済を内需中心に転換させ、好転させる努力も
必要だ。『15か月予算』のような形におのずからなっていくのではないか」と述べた。新規国債の増発
を視野に、景気刺激のための新たな財政出動を検討する考えを示したものとみられる。
衆院選で掲げた民主党のマニフェスト(政権公約)については、「国民との契約。重視し、実行すること
が与えられた責務だ」とした上で、「金科玉条にして一切、変えてはならないかどうかを国民と議論する
ことはあり得る」と述べ、必要と判断した場合は変更もあり得るとの考えを示した。
首相の資金管理団体の偽装献金問題については、「捜査当局が調べている最中に私が発言して影響
を与えるのは好ましくない。決して自分が逃げている話ではない」と強調した。
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