09/09/29 01:10:30 lBE56/aR
なぜ今さら騒ぐ/天木直人のブログ
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官僚は、暇に任せて机上の空論を重ね、複雑で、矛盾に満ちた欠陥法律を乱造してきた。そうして
自分たちだけが理解できる法律をつくって、自分たちの権限を守ってきたのだ。
選挙の事しか頭にない政治家に、そんな複雑な法律が理解できるはずはない。採決前に官僚を呼び
つけて教えてもらうような政治家ばかりだ。官僚の用意した法案を、ただ採決するだけの与党政治家
なのである。
野党政治家は、曲がりなりにも勉強をして問題点を追求する努力をする。しかし、多勢に無勢である。
官僚は、議員もスタッフも少ない野党が追及できないように、わざと法案を複雑にし、乱造する。野党
議員はアップアップ状態なのだ。
ましてや、他社との競争に明け暮れる若い記者が、官僚のつくる法案を勉強して、その真意を見抜く
事など出来るはずはない。こうしてこの国の、国民を切り捨てる政策がどんどんと作られていく。その
多くは後になって多くの問題点が含まれている事が明らかになる。
「今ごろ騒いでも法案が通ってしまったら終わりだ」そういう官僚の高笑いが、私には聞こえる。