09/09/10 17:00:31 TKqTuQ5K
>>493
政府試算の最大650万円程度の負担増ってのはかなり意図的
に作られた数字だ。
東北じゃそもそも高断熱高気密住宅が当たり前。住宅支援など
政府の取り組みが単に20年遅れていただけのことだ。住宅改修を
試算に含むとすれば、最大650万円という家計負担はそのまま経済
刺激策になる。
太陽光発電に政府はこだわってるが、太陽光発電に限定せずに、
段階的にエネルギー利用環境を変えていく施策を打ち出す方が
現実的。例えば近年、スターリングエンジン技術が向上して、家庭
用ボイラに組み合わせて発電を併用できるシステムが実用段階に
ある。
燃料電池技術にしても、近年注目されているのがジエチルエーテル
を燃料にすること。いきなり水素エネルギー社会にひとっとびするのは
困難なので、CO2排出を可能な限り抑制できる代替燃料の普及が鍵に
なる。何より、家庭のコージェネレーション化の推進は必須だ。
日本は自前のエネルギーをほとんど持たない国。食糧自給率より
はるかに低い自給率しかない。エネルギー自給率を高めていくことと
温暖化対策とは車の両輪として考えれば民主党の政策は負担ばかり
ではないことが理解できるだろう。むしろ経済を活性化する最大の
チャンスととらえるべきだ。