09/09/07 12:47:35 UiVS5eGW
>>86,87
65です。あなたの苛立ちはよくわかりますし、おっしゃることそれ自体はその通りだと思います。
しかし、ここが大事なのですが、正論をいうだけで事足れりという姿勢ではだめなのです。
前スレで、共産党は革命政党のはずだと言ったのもそこです。
共産党が支持を広げ勤労者大衆の前衛として社会変革の事業を推し進めていくためには
共産党にとってつきあいやすい層だけを相手にしていくのでは限界があるでしょう。
社会変革すなわち革命の事業を担う前衛党は現在の社会のなかで抑圧されているすべての人々の解放に関心をもつはずです。
この人、たぶん139,140は以前から独特の「貧民」論を述べています。私にも真意はよくわかりませんが
庶民の味方としての共産党への期待と現実の共産党への不満が交錯しているようで、いわゆる反共のための反共とは明らかに趣がちがいます。
そこで「荒らし」ではないと言ったのです。
またこの人が問題にしている「エリート」臭さや「上から目線」などという点は興味深いところです。
私は若いころ、なぜ田中角栄や浜田幸一などを
一般大衆が当然のように支持するのかを疑問に思っていました。
今では、それは主義主張や、いわんや政策の問題などではなく、
彼らの持つ「庶民」臭さのせいであったと思います。
いい悪いは別として日本では深く論理的に物事を考える人は多数派ではありません。
いわゆる「庶民」ほどその傾向が強いといえます。そういう観点から見れば、
この人の印象批評的な共産党批判も単純に切り捨てるべきではないと思います。