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本県油症患者ら8日に中央陳情 民主幹事長室を訪ね（3月3日のながさきニュース）
URLﾘﾝｸ(www.nagasaki-np.co.jp)
カネミ油症事件の本県被害者らが８日、国会内の民主党幹事長室で直接、救済を陳情することが２日分かった。
同党の高嶋良充筆頭副幹事長が対応する見通し。被害者らは今国会での抜本的な救済法案提出、成立を目指しており、
陳情をきっかけに本格救済へと動きだす可能性も出てきた。
被害者らの法案成立要請は既に同党県連を通じて幹事長室に届いており、直接陳情を受けるのは異例。１月に長崎市で開かれた
「カネミ油症 ナガサキ大集会」をきっかけに、救済を求める署名が労組を中心に全国的な広がりをみせていることも背景に
あるようだ。厚生労働省政務三役との面談も調整中。
陳情するのは、カネミ油症五島市の会の宿輪敏子事務局長、同市出身で油症新認定訴訟原告の嶽博幸さん＝栃木県在住＝、
カネミ油症被害者支援センター関係者ら。▽医療費自己負担分と健康管理手当支給▽特別給付金と遺族給付金支給
▽診断基準と認定システム改正－などを求める。
同行する同党の犬塚直史参院議員は「法案は予算を伴うためゴーサインが出るかどうかまだ分からないが一歩前進だ」と話した。