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政権交代@岐阜
「争乱」に距離 細る組織
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31日午前1時。岐阜1区で落選した自民の野田聖子氏(48)が比例東海ブロックで復活当選し、岐阜市の事務所に姿を見せると、「ばんざーい」という声が何度も響いた。
笑顔を見せる野田氏らの姿を見つめながら、岐阜市連幹部はため息をついた。「何を喜んでいるのか。これからが大変だ、組織を固めなければならないのに……」
地元では「女性初の首相候補」とまで言われた野田氏は、民主新顔の柴橋正直氏(30)に約1万2千票の差をつけられて負けた。
郵政民営化に反対し、「刺客」として自民公認候補を送り込まれ無所属で戦った05年の前回とは違い、党公認の現職大臣として立候補したにもかかわらずだ。
選挙戦で野田氏は、街頭演説や集会で「政権交代という言葉に根こそぎひっくりかえされる不安がある」などと、自民に吹く逆風に巻き込まれていることを演出した。
果たして、敗因はその「風」だけだったのか。
県連幹部は否定する。
「風なんかじゃない。組織力の弱さ。そうしてしまったのは野田氏の支持者への不誠実な姿勢だ」