09/08/30 12:55:40 2skEUjhA
頂点に達した危機感のせいか、それとも40年間守り抜いた議席への執念なのか。森元首相が最後の最後でほえた。
「(相手候補は)女性を売り物にして選挙をしている。顔で政治ができるのか。バカな選挙を押しつけられている」
民主党の田中美絵子氏(33)と「デッドヒート」と伝えられたまま迎えた最終日。森氏は石川県小松市の街頭に立ち、
日焼け顔でマイクを握った。「(田中氏は)無理やり『選挙に出なさい』と言われたんじゃないか。こんなおかしな選挙に
したことを、皆さんは甘んじて受け止めているのか。石川県の皆さんの良識が問われている」。森氏はそう有権者に
呼び掛けると深々と頭を下げた。直前の遊説では、街宣車の助手席から身を乗り出して猛アピール。報道陣がカメラを
向けると「撮るんじゃない!」と一喝し、「面白おかしくするな。選挙は命懸けなんだ」と諭すシーンもあった。
相手の田中陣営は、小沢一郎代表代行を迎えての総決起集会。「弱い者いじめの政治をやめなければ」と訴えた田中氏を、
小沢氏は「ここで勝てば本当の意味で政権交代を実現できる」と激励した。
一方、首相経験者として同じく激戦を強いられている福田氏は、JR高崎駅前で「最後のお願い」。首相時代を含めてクールで
物静かな印象の同氏だが「変な風を吹かす迷惑な“やから”を吹っ飛ばしましょう」と大声で訴えた。初めて受ける逆風に
「マスコミも応援してくれない孤独な戦いです」と嘆き節も。関係者によると、選挙戦で足を運んだ企業では
「どうか助けて下さい」と必死に訴え、28日には、昔から肩にかけることを嫌がっていたいうタスキを今選挙戦で
初めて装着する気合も見せている。
対する民主党・三宅雪子氏(44)は「雪子コール」の中で「明日、逆転のドラマを起こしましょう」と支持者に訴えた。
福田赳夫元首相のもとで力を付けた森氏。そして森氏のバックアップで首相の座を射止めた福田氏。盟友でもある2人の
総理経験者の、なりふり構わないラストスパートは果たして功を奏すのか。
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森元首相「ばかな選挙」最後に失言!
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