09/08/07 12:11:23 unius1l7
【選択のとき 09総選挙】
決戦の行方(2) ■3区■
政策訴え、脱「風頼み」
京都府の小選挙区 3区
(伏見区、向日市、長岡京市、乙訓郡)
清水鴻一郎 63 自前 病院理事長
泉 健太 34 民前 党政調副会長
石村 和子 59 共新 元小学校教諭
岸本 浩一 33 諸新 幸福実現党員
7月30日夜、長岡京市。公民館に詰めかけた約500人の支持者を前に、自民前職の清水鴻一郎は、
自公政権下で進めた政策や法案を次々と並べた。妊婦健診の回数増加、出産一時金の増額、改正臓器
移植法の成立……。
医師で元府議の清水は、05年総選挙で初当選。得意分野での「実績」を強調するのも、前回と一変した
厳しい情勢を踏まえてのことだ。
この日の集会でも、民主前職の泉健太を念頭に「まだ相手に全然追いついていない」「これからもしっかり
働く」と支持を呼びかけた。同じ医師として応援演説に立った中山太郎・元外相も「これだけ働いた人なの
に、地元で理解してもらっていない」と嘆いてみせた。
劣勢からの挽回(ばんかい)を期して、自らの政策だけでなく、民主のマニフェストにも言及する。この日は、
民主が公約の柱とする「子ども手当」をやり玉に挙げて「個々の家庭にお金を配っても、何に使われるか
分からない。子ども関連の施設やサービスを無料にした方がいい」と主張した。
4年前には1日に何度も大規模集会を開いて「風」を最大限に生かした。しかし今回は、「多くの人に政策
を聞いてもらいたい」と支持者宅でのミニ集会や街頭演説を増やしている。