09/08/01 23:14:43 KwKIkDp9
戦いの構図:09衆院選 4区 民主、前田氏と二人三脚 /奈良
◇自民予定者「党ではなく私に」 共産空白区、票の行方は
7月24日午前7時、桜井市東新堂の県道脇。田野瀬良太郎氏が汗だくで通勤の車に両手を振っていた。
「実は道で手を振るのは五條市議に初当選した時以来、36年ぶり。今回はえらい選挙になった」。この日
からほぼ毎日続けている。
衆院議員を5期務めた田野瀬氏は、選挙区内の全市町村に張り巡らした強力な後援会組織を持つ。03、
05年の衆院選は10万票を超える得票で圧勝した。
しかし、自民への逆風が吹く今回は危機感を募らせる。「国会議員として地元に根を張ってきた。しかし、
党がこんなに厳しい状況では、根を深く張った木も倒れることがある。党ではなく、田野瀬に入れてくださ
いと訴える」
7月25日午後、橿原市小房町のかしはら万葉ホールで、選対幹部や市町村長、県議らが集まり、合同
選対会議が開かれた。田野瀬氏は「厳しい選挙だが、何としても通してほしい」と、深々と頭を下げたとい
う。選対幹部は「昨年のうちに選挙があれば余裕があったのに」とぼやく。
× ×