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金子知事 知事選念頭?旗色示さず 政権交代含み支援保留 自民は態度明確化要求
金子原二郎知事が衆院選での支援方針について、明言を避けている。政権交代が現実味を帯びて語ら
れる中、来年初めの知事選を前に、特定政党への肩入れは控えたい様子。ただ、自民側は党所属衆院
議員でもあった知事に対し、態度を鮮明にするよう迫っており、難しい立場に立たされている。
「政権交代があるのではないかという中で(政党への支持を)判断するのは難しい」
28日の知事定例会見。金子知事は衆院選への対応を問われ、複雑な胸中の一端をのぞかせた。
1週間前の21日夜、金子知事は長崎市内の料亭で自民県連幹部と会談した。県連側が「前面に立って
党を支援してほしい」と求めたが、知事は「自分が支援することでプラスとマイナスがある。私にも立場が
ある」として返答を避けたという。
2007年の参院選では、自民新人の小嶺忠敏氏の支援を明言し、その後も自民支持の発言をしていた
知事だが、最近の“だんまりぶり”を民主県連幹部は「早々と旗色を示すと、知事選で幅広い支持が得ら
れなくなると考えているのだろう」とみる。
民主県連は、06年の前回知事選は自主投票だったが、次期知事選では金子知事を支持しないことを
明言。ただ、同党の支持母体である連合長崎は前回、金子知事を推薦し、次期知事選についても「白紙
状態」(連合長崎関係者)と含みを残していることも、知事の判断に微妙に影響しているようだ。
自民県連は8月上旬の県連大会に金子知事を招き、あらためて支援を求める考え。県連幹部は「政権
交代を念頭に、金子知事は『県民党』として知事選を戦う方が有利だと考えているのだろうが、衆院選で
の対応が知事選支援につながることを忘れてはいけない」と念を押す。
「自民でも民主でも、県政に協力いただいた人には協力する。それが政治の世界」。金子知事は28日の
会見で、そんな胸中も明かしている。
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