09/07/27 16:09:37 pskFWi+N
共産票の行方に注目 党中央の転換に戸惑いも 県内
8月30日投票の衆院選で、県内では共産票の動向が注目されている。共産が1996年の小選挙区導入
以来、県内で初めて、1、2区の公認候補擁立を見送り、自主投票としたためだ。ただ、志位和夫委員長が
衆院選後、民主と協力する方針を打ち出したことが、共産支持者に微妙な影響を与えそうだ。
共産党の志位和夫委員長は解散前の16日、衆院選後に民主中心の政権が成立する可能性が高いとし
て、一致できる政策では積極的に協力する「建設的野党」を目指す方針を打ち出した。東京都議選で民主
に埋没し、選挙前の13議席を維持できなかった結果を踏まえ、「自公連立政権と同質同類」と批判一辺倒
だった民主への対応を転換したのだ。
党県委員会は1、2区での自主投票について、「支持者の票は自民には流れないが、衆院比例定数削減
や改憲などで、民主にも抵抗感がある。(民主へは)5割も行かない」とみていた。それだけに、党中央の
現実路線への方針転換に戸惑いを隠せない。
党県委員会の今田真人書記長は「衆院選で民主に肩入れすることはなく、自主投票の方針は変わらない。
ただ、自公政権をストップさせる大目標のために、街宣などで野党共闘は訴えていきたい」と複雑な様子
だった。
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