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三浦市連盟は05年の衆院選時、小泉元首相への推薦を見送った。進次郎氏は今回、社会保障を政策の
柱に掲げ、国民皆保険など現行制度の重要性を訴える。「進次郎氏は元首相と違う考えを持っている」
(中江清光委員長)として、理事会で進次郎氏の推薦を決めた。ただ、横須賀と同様に横粂氏からの依頼
があれば、市連盟単位で推薦する方針だ。
横浜市内でも変化が起きている。
鶴見区連盟では昨年9月、3区で立候補を予定する自民党前職の小此木八郎氏(44)と、民主党新顔の
岡本英子氏(44)に推薦の可否を決める参考にするアンケートを出した。
岡本氏からは返答はあったが、小此木氏からは10カ月近くたった今も回答がない。衆院解散後に執行部
で話し合い、小此木氏に推薦を出さないことでまとまったという。
小池均・鶴見区医師会長は「自民党側に誠意がみられない以上、推薦することはできない」と決定。小此木
氏は昨年11月、連盟にあいさつに訪れたが、回答がないため議論すらできなかった。小池会長は「医師会
を軽視しているということで、不愉快だ」と話す。
このほかにも、2、5、7区内の一部の区連盟が、民主党予定者の推薦を決めている。川崎市内でも、9区
では衆院議員時代の松沢成文知事の地盤・麻生区連盟で民主党予定者を推薦する予定だ。
相模原市連盟も14区で自民・民主両党の予定者を推薦するが、連盟内には「自民党は医療政策の実現
に向けて何も貢献してくれない」と、不満の声があるという。
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