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「高齢者の才能」発言にみる 麻生首相「表現の才能」
またまたそんなことを、と呆れてしまいたくなる『麻生発言』であった。遊説に駆け回るわけでなく、『身内』
の団体行脚をこなす首相が、かつて、自身が会頭をつとめたことのある青年会議所の会合で「高齢者の
方は皆さんと違って働くことしか才能がないと思ってください」と述べたのだ。
民主党・鳩山代表は当然のように「人生はまさにいろいろある。高齢者の方々が働くしか才能がないとい
う言い方はどう考えてもおかしい」と批判する。首相は「私の意図が正しく伝わっていない。元気である
活力のある高齢者に社会参加してもらって、働く機会を与える、そういう場をつくる、それが活力ある明る
い高齢者社会なんだと申し上げている」と釈明した。
赤江珠緒からコメントを求められた鳥越俊太郎は「僕も人の発言をあれこれ言えないんだけど」と前置き
して、「麻生さんの場合、育ちが出てしまう。上から目線で人を見下すようなことを言う。ふつう『何々しか
才能がない』という場合は、ほかのことは何もできないと否定的に使う。人の心を逆なでしているような気
がする」とした。
松尾貴史はもっときつい。「経営者だったと強調しているけど、人の心を分かる経営者だったのか。『何々
しか才能がない』というのは、自分のことを言うときに使う。こういうものの言い方でその人物が分かって
しまう。働きたくても働けない若い人がいるのに……」。
「意図が正しく伝わっていない」というより「意図を正しく伝える才能がない」といわれてもしかたないようだ。
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