09/07/26 11:24:34 GPDKfkFA
田中は25日、右京区の小学校で開かれた夏祭り会場で、浴衣姿の市民らと握手を交わした。
亀岡市助役、府議、同市長を経て03年、小泉元首相を批判して引退した野中の後を継いで自民党から
立候補。中川に敗れた後は早朝の駅前で「信念を貫く」と書いたのぼりを立て「地方の声を国政に反映で
きるのは私だけ」と呼びかける。野中を支えた地方議員や郵政、福祉などの団体から支援を受け、公明党
支持者の取り込みも図る。
一方、保守票の奪い合いをする2人が「最大の敵」とみる北神は、前回比例復活で初当選したあと、主に
京都市内で後援会などを計約40団体結成。民主党支持者が少なかった亀岡市以北でも、繰り返し自転
車で回るなどしている。
25日は南丹市の国道沿いで「老後の安心を実感してもらえるよう、介護の充実を図りたい」と演説した。
北神は「風任せではなく、支えてくれる人たちは自分で見つけたい」と話す。
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00年、野中は最後の選挙で、次点の共産の2倍以上、民主の3倍以上の票を獲得した。4区は“野中王国”
と呼ばれた。自民党府議は「王国をかき回した小泉さんを野中さんは許せない。それぞれの支持者たちは
地域で激しく対立したため、小泉さんが引退しても、しこりは消えない。これを最後の戦いとして決着をつけ
るしかない」と自らに言い聞かせるように語る。
4区では共産党新人の吉田幸一(35)、幸福実現党新人の出野博志(60)も立候補を予定する。激闘から
目が離せそうにない。
(敬称略、「決戦へ」はおわり。選挙取材班が担当しました)
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