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再掲
宮崎1区 党県連・上杉氏 町村派・中山氏 細田幹事長板挟み 自民公認 分裂へ募る危機感
自民党が衆院宮崎1区の公認問題をめぐり、混迷の度を深めている。元参院議員上杉光弘氏の公認を
求める党宮崎県連。細田博之幹事長が属する最大派閥・町村派事務総長の前職中山成彬氏の公認を
働き掛ける町村派。両氏の公認を求める攻勢にさらされる細田氏は板挟み状態で「早急に結論を出した
い」と答えるのが精いっぱいだ。着地点は見えず、県連は繰り返されてきた保守分裂選挙を危惧(きぐ)
している。
日教組批判など問題発言の引責で国土交通相を辞任した中山氏は昨年10月、次期衆院選不出馬を
表明。党県連は公募で上杉氏を公認推薦候補に選んだ。だが、中山氏が22日、出馬を求める署名活動
に応える形で出馬表明。中山氏の動きを見越して、党本部は21日の第1次公認では宮崎1区の発表を
見送った。
中山氏については、町村派の実質オーナーの森喜朗元首相、会長の町村信孝前官房長官が細田氏に
対して再三にわたって公認要請。22日にも森氏が細田氏を訪問した。森氏は25日に宮崎市で開かれ
る中山氏の時局講演会に出席予定で、あらためて細田氏に中山氏公認を迫ったとみられる。中山氏を
支援する勝手連のメンバーも23日、党本部に細田氏らを訪ね、中山氏公認を要請。中山氏自身は22日、
西日本新聞に「私を公認しなければ、中山恭子も辞める」と、妻で参院議員の恭子氏の自民党離党も
示唆するなど、鼻息が荒い。