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低迷・麻生自民 勝機は 過去の支持率と獲得議席を比較
麻生内閣支持率の低迷ぶりに、自民党内では「このままでは衆院選を戦えない」との声が根強い。では、
内閣支持率が低いと与党は本当に選挙で負けるのか。最近三回の衆院選とその直前の内閣支持率を
比較し、相関関係を調べてみた。 (政治部・衆院選取材班)
二〇〇〇年の衆院選は、支持率と選挙結果が連動した。当時の森喜朗首相は、「神の国」などの不用意
な発言を連発。低支持率のまま衆院を解散し、解散時から三十八議席も減らした。
〇三年は意外にも支持率と議席数が反比例した。当時の小泉純一郎首相は、解散直前に安倍晋三氏を
幹事長に抜てきするサプライズ人事を手がけ、支持率を60%台後半まで上昇させることに成功した。しか
し議席は伴わず、解散時から十議席減の単独過半数割れだった。
〇五年の郵政選挙。自民党が歴史的大勝をしたことは記憶に新しいが、衆院解散直前の小泉内閣支持
率は40%台前半で、必ずしも高くなかった。しかし小泉首相はその後、郵政民営化に反対した前職を公認
せず、対立候補を立てる「小泉劇場」を演出、流れを自分に引き寄せた。
このように過去のデータを見ると、投票日の八月三十日までに自民党が党勢を立て直して、勝利をつかむ
のも不可能ではないことになる。
ただ潮目を変えるには、郵政選挙の時の小泉氏がそうだったように、解散時の首相会見のインパクトが
重要だ。
麻生首相は二十一日夜の会見で、小泉首相と同様、深紅のカーテンをバックに青のネクタイで登場。縁起
をかついでいるかのようにも見えたが、終了後、自民党議員からは「流れを変えるほどではなかった」との
声が漏れた。さて、自民党の反転攻勢はなるか。
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