09/07/19 19:51:12 VzzV5+8Z
早くも民主包囲網 各党幹事長、テレビで衆院選の前哨戦
21日の衆院解散を控えて、与野党の幹事長・書記局長は19日、NHKや民放の討論番組に相次いで
出演し、衆院選の前哨戦を繰り広げた。普通は野党が政府・与党を攻撃する構図となるものだが、矛先
は民主党の岡田克也幹事長に集中。次期衆院選後は「民主党政権」となることを織り込んだかのような
展開に、自民、公明両党幹部は複雑な表情を浮かべた。(榊原智、杉本康士)
「なんで増税になるんですか。説明してくださいよ!」
テレビ朝日の報道番組で、岡田氏はいらだちを隠さなかった。司会者に、民主党が目玉政策に掲げる
「子ども手当」(月額2万6000円)について、(1)子供が2人いれば負担減になるが、1人の場合は増税
になる(2)2人以上子供がいる家庭は2割しかない-と執拗(しつよう)に追及されたからだ。
与党側も「ここぞ」とばかりに攻撃した。公明党の北側一雄幹事長は「民主党は配偶者控除、扶養控除
を廃止し、財源にすると言っている」と指摘、自民党の細田博之幹事長は「詰めが甘いんですよ、詰めが
甘い」とあざけった。最後は岡田氏も「限られた予算を何に使うかが大切だ。一部が負担増になるのは
当然だ」と、子供がいない家庭に限り負担増となることを認めざるを得なかった。