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道内選出2議員今期限り引退 丸谷氏 法案廃案に無念も 金田氏 医療、福祉に尽力 (07/19 11:26)
21日の衆院解散に伴い、道内選出議員では公明党の丸谷佳織(44)=比例代表道ブロック=、
民主党の金田誠一(61)=道8区=の両氏が引退する。
丸谷氏は1996年に旧新進党から初当選。
1期目に拓銀破綻(はたん)、有珠山噴火など北海道を揺るがす大きな出来事が続いた。
「こうした危機に政治は迅速に対応しないといけないと痛感した」と振り返る。
「国民を向いて仕事をする」ことを信条とし、法案づくりなどで女性や子どもの声を代弁してきた。
それだけに、今国会で党の作業チーム座長として取り組んだ児童買春・児童ポルノ禁止法改正案が、
解散で廃案になることに「政局に左右され、国民に不利益が出ることに憤りを感じる」と無念さをにじませた。
引退後の活動は未定だが、「これまでの経験を生かし、社会に貢献したい」と意欲を燃やしている。
金田氏は2006年1月に脳梗塞(こうそく)を患い、現在は車いすで登院しながらリハビリを続けている。
中選挙区制最後の衆院選となった93年に旧社会党から初当選し、医療、福祉、環境分野などで精力的に活動。
97年の臓器移植法案をめぐる国会論議では、脳死を人の死としない「金田案」を提出。
衆院では否決されたものの、その後の参院での法案修正に大きな影響を与えた。
護憲派の論客としても気骨をみせ、01年のテロ対策特措法に基づく自衛隊派遣の国会承認では、
民主党の方針に従わず反対票を投じ、処分された。
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