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深まる孤立、強まる逆風=「政策に間違いない」、解散待つ麻生首相
麻生太郎首相が「わたしが決める」と繰り返してきた衆院解散が21日に迫った。東京都議選の
自民党大敗で拡大した「麻生降ろし」を何とかかわしたが、経済政策を事実上委ねてきた与謝
野馨財務・金融相から暗に退陣を求められるなど人心の離反が進んだ。今回のドタバタ劇で、
自民党への風当たりがさらに強まったのは間違いない。激しい逆風下、首相は民主党との決
戦に走り出す。
首相は18日朝、日課のウオーキングに出た後、首相公邸にこもった。批判を受けつつも「クー
ルダウンのため」と夜のバー通いを続けてきた首相だが、イタリアでの主要国首脳会議(サミッ
ト)から帰国した11日以降は、公邸に真っすぐ帰る日々が続く。批判再燃を恐れた自民党サイド
から「厳に慎んでほしい」とクギを刺されており、不人気首相の悲哀がのぞく。
「政策は間違っていない。堂々と胸を張っていい」。都議選敗北を総括する両院議員総会の開
催を求める署名が自民党執行部に提出された16日。首相は女房役の河村建夫官房長官に、
解散断行へ強い執念を見せた。
首相には、昨年9月の就任以来、「政局より政策」と経済対策にまい進してきた自負がある。首
相周辺は「いろいろな批判は甘んじて受けるが、失政はない」と強調する。もっとも、与謝野氏の
行動はショックだったようだ。「経済政策を二人三脚でやり、一番大事にしてきた人なのに」と河
村氏に漏らした。
内閣支持率は2割を切り、政党支持率は民主党が自民党を逆転した。苦戦必至の決戦で、首
相は「どの党が日本を守るのか」を争点に位置付け、民主党の「財源を示さない国民不在の党
利党略」ぶりを訴えるという。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
だめだこの人何とかしないと(AA略)