09/07/18 13:51:36 dx4wXTJk
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「政権交代の衝撃―迫る『さらば経団連』」というタイトルをつけた理由
篠原 匡(日経ビジネスオンライン記者)
次期衆院選の前哨戦と位置づけられていた東京都議会議員選挙。選前の下馬評通り、民主党が圧勝して
幕を閉じました。都議選の結果次第では麻生降ろしが再燃すると言われていましたが、それを牽制するため
でしょうか。麻生太郎首相は早々に、8月30日投開票を決断しました。来週の連休明けにも衆院解散がありそ
うな雰囲気。残暑の決戦、風雲急を告げてきた感じです。
皆さん、こんばんは。普段、ネクタイを締めることなどめったにないシノハラです。余談ですが、日経ビジネス
オンラインで連載していた「この国のゆくえ」の新書化が決まりました。出版社は新潮社。発売は8月末だそうで
す。お読みいただいた読者の皆さんのおかげです。ありがとうございました。詳細が決まりましたらまたお知ら
せいたします。
「経団連はやりすぎだよね」と言う人が多数
さて、今日は7月20日号の「日経ビジネス」についてお話ししましょう。過去4回の「記者潜伏中」で政治関連の
企画を進めているという話をしてきましたが、この号の第2特集で政権交代に関する記事を掲載しています。正
直なところ、解散時期がまるで分からなかったため、どきどきしていましたが、結果的に解散直前というベスト
なタイミングになりました。タイトルは「政権交代の衝撃―迫る『さらば経団連』」。何と言うか、物騒なタイトル
ですね。
中身はタイトルそのまま。民主党が政権を取った場合に何が起き得るか。“経団連的”な業界団体を中抜き
していくのではないか―という話です。
「解散もしていないのに何を気の早いことを書いているんだ」というお叱りを受けそうですが、政権交代はもは
や夢物語とは言えなくなりました。民主党が何を目指しているのか、民主党政権になって何がどう変わるのか
―。仮定の話でも、その材料を有権者に与えることが必要なのではないか、私たち取材班はそう判断しました。