09/07/17 19:11:03 sqhaPgbD
【やまぐちの選択 09衆院選】
【1区】
■山口1区の予想顔ぶれ
高村 正彦(67) 自現〈9〉 元外相
高邑 勉(35) 民新 元生保会社員 【国】
吉田 貞好(56) 共新 党県常任委員
村田 純一(45) 諸新 幸福の科学職員
※予想顔ぶれは敬称略。氏名、満年齢、党派、現職・新顔の別の順。〈 〉内の数字は当選回数。党派の
「諸」は諸派の略。【 】は党派による推薦。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
天下分け目の衆院選が間近に迫った。戦後3人の首相を生み、自民党政治を牽引(けんいん)してきた
山口の地。自民の底力を信じるのか、野党の唱える変革に懸けるのか―。県内四つの小選挙区の
最新情勢を探った。
「高村です」。6月の日曜日、自宅でくつろいでいた山口市の60代の男性はインターホンの声に耳を疑っ
た。自民現職の高村正彦氏(67)の後援会員になって20年以上だが、本人が自宅に来たのは初めて。
「アポなし」での訪問に「自民党が厳しい時だから大変ですね」とねぎらうと、高村氏は「がんばります」と
応じた。
重要閣僚を歴任し、派閥も率いる自民党の重鎮だが、08年9月の外相退任後はほぼ毎週末、県内に戻
り、小さな会合や式典にもこまめに顔を出す。市街地だけでなく中山間地域まで足を運び、数十軒、時間
が許せば100軒以上もあいさつに回る。自民県議の1人は「今までになく地元に張り付いた状態」と話す。
丹念なあいさつ回りは、中選挙区時代の80年代、吹田愰氏と佐藤信二氏という、同じ自民党の二つの
大きな壁に挑む中で培ったスタイルだ。小選挙区制になった96年以降4回の選挙は、次点に2~3倍の
差で圧勝。「私はあまりライバルとかを考えたことはない。私が有権者にどう訴えるか、それだけ」と語る。