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たろちゃん饅頭：麻生氏応援に作ったが発売元も存続の危機
８月末での閉鎖を発表した福岡県飯塚市の百貨店・飯塚井筒屋の「さよならセール」が１７日から
始まった。同店は中心商店街にあるシンボル的存在で、地域経済への影響は計り知れない。皮肉
にも経済対策に力を入れた麻生太郎首相のおひざ元。一方で、親会社の井筒屋（北九州市）は、
縮小しての営業継続の検討も始めた。飯塚井筒屋が麻生氏応援のために売り出したオリジナルの
人気商品「たろちゃん饅頭（まんじゅう）」の“存続”も現状では不透明だ。
午前９時半の開店前から約５１０人が列をつくった。先頭に並んだ福岡県嘉麻市の荒井満亀子さん
（７７）は、月２、３回利用し、服などを購入。「値段は少し高いのかもしれないけれど、品物は信用
できると思って。閉店したらこれからどうしよう」と話していた。【伊藤奈々恵】
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