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両院議員総会開催、自民党執行部は拒否
麻生首相の退陣を求める自民党の中川元幹事長や加藤元幹事長ら「反麻生」グループは１７日朝、
党執行部に対してあらためて両院議員総会を開くよう求めた。執行部はこれを拒否し、衆参の議員
が出席する「両院議員懇談会」を２１日午前１１時半から開くことを決めた。
執行部は、反麻生グループが提出した署名は、撤回する議員が相次ぎ、必要な人数を割り込んだ
としている。このため、両院議員総会ではなく、「両院議員懇談会」を２１日午前１１時半から開くこと
を決めた。この会合は、報道陣を入れず、総裁選前倒しなどの議決権もない。これは、いわば「ガス
抜き会合」で、反麻生グループは強く反発しており、１７日午後に対応を協議した。
中川元幹事長
「私たちには一枚たりとも（署名の）撤回届が出ていない。政治家の使命は弁論をもって結束していく
こと。なぜそうしないのかと」
加藤元幹事長
「（首相は）党内の議員を恐れてはいかんと思います。それは国民を恐れることです。それでは選挙
になりません」
会合を終えた若手議員の一人は「懇談会が設定された以上、そこで前向きな議論をしたい」と話して
いる。
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