09/07/10 15:42:54 MDKN9td7
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読売新聞・静岡版の分析に、民主は耳を傾けるべきだ。
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だが、今回の勝利の「内実」を、民主党は厳しく検証する必
要がある。川勝氏は6日、選挙戦を振り返り、「民主党に吹く
風を感じた。保守王国と言われた静岡でも古い体質を変えてほ
しいという風が吹いたのではないか」と述べ、当選には「風」
があずかって力があったことを認めた。
今回の知事選を「マニフェスト(政策綱領)選挙」の観点か
ら見続けた日詰一幸・静岡大人文学部教授(行政学)は、民主
党の勝利について「自党への風やうねりを戦略として用い、結
果として政策が置き去りにされたのは残念。政党対決に違和感
を持ち、政策を訴えた海野徹氏が33万票も得たことは忘れて
はいけない」と指摘した。「政権交代前夜」を演出する民主党
の戦略は、結果だけ見れば成功といえるが、出口調査結果によ
ると、知事選で海野氏に投票した人の2割超が民主党支持と答
え、民主党支持層にも今回の同党の戦い方に同調できなかった
人が少なからずいたことをうかがわせた。
民主党が取り込みを狙う無党派層で、川勝氏に入れたとした
のが4割に満たなかった一方、海野氏や坂本由紀子氏に投票し
た人がともに3割弱いたことも、衆院選に向け無党派対策の重
要性を改めて印象づけた。選挙中に噴き出した鳩山代表の政治
資金収支報告書の虚偽記載問題も影を落とす。知事選の薄氷の
勝利を、衆院選では実力に基づいた戦いに転換できるか。決戦
を前に、民主党は知事選によってかえって課題を突きつけられ
たともいえる。