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石川氏の陣営も地域組織の整備を急ぐ。市内全域で国政報告会を計画し、開催準備を通して組織固め
を進める手法だ。国政報告会は週末の真っ昼間でも盛況。高齢者のほか、無党派層とみられる20代、
30代の姿も目立つ。
6月下旬には西16?20条のエリアを対象に西部地区の後援会が発足。
立ち上げにかかわった民主系のベテラン市議は「労組などの組織一辺倒ではなく従来とは違う顔ぶれが
見られた。中川さんからのくら替えもいた」という。今月中には東部地区でも立ち上がる予定だ。
市長選駆け引きは封印
市内では無党派層、女性層の動向もポイントとなり、きめ細かな組織の配置が運動のカギに。特に中川
氏の陣営にとっては失態会見のイメージダウンで、女性層の反応が気になるところだ。共産党の渡辺紫
氏、幸福実現党の吉田美智子氏も帯広に比重を置いた運動が予想される。
本来であれば、衆院選の微妙な「不確定要素」となるのが、来年4月に控えた市長選だ。しかし現職の
砂川敏文氏が入院したことで、市長選をめぐる駆け引きは封印され、衆院選に集中する環境となってい
る。
保守系の政治関係者は語る。「中川、石川の市内票の感触はとんとん。従来のように浮動層が中川に
流れる雰囲気はなく、中川陣営には相当な運動量が必要だ。市長選も衆院選の結果次第で情勢が一変
するから動きづらい」。
(衆院選取材班)。
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